【2025年最新】セグウェイが楽しめるゴルフ場一覧まとめ

セグウェイで移動する新しいゴルフスタイルが注目を集めています。フェアウェイに乗り入れて自分のボールのそばまで楽に移動できるため、疲労軽減やプレー時間の短縮など快適さが魅力です。
日本でも2023年に福島県・会津磐梯CCがセグウェイゴルフを導入するなど利用例が増えています。

現在、茨城県内の2ゴルフ場に合計200台のセグウェイが用意され、フェアウェイを自由に駆け回る爽快感が話題になっています。
この記事ではセグウェイゴルフの楽しさ・注意点と、利用できるゴルフ場を詳しく紹介します。

ちなみにセグウェイは世界各国で観光や警備用に活用されており、ゴルフ場での利用はそこから派生した遊び方の一つです。

セグウェイ × ゴルフ場:新感覚のゴルフスタイルとは?

セグウェイゴルフとは、セグウェイに乗ってゴルフコースを回る新しいプレイスタイルのことです。従来のゴルフカートを使うラウンドと異なり、フェアウェイにも自由に乗り入れられるため、ボールの近くまでスムーズに移動できます。セグウェイは二輪の電動乗り物で、体重移動で操作します。アクセルやブレーキのペダルがなく、ハンドルを押すと前進し、体を後ろに傾けると停止する直感的な操作が特徴です。最高時速は15~20km程度で運転免許は不要です。日本では公道走行が原則禁止されているため、ゴルフ場などの私有地での利用が一般的であり、その快適さと自由度がゴルフに新たな魅力をもたらしています。

セグウェイとは?

セグウェイは前後の体重移動で速度と方向をコントロールする一人乗りの電動二輪車です。アクセルやブレーキのペダルは無く、搭乗者が体を傾けることで進み、立てば停止します。安定した走行のためのジャイロセンサーが搭載されており、バランスを自動で保ちます。最高速度は約15~20km/hで、道路交通法上は原動機バイクに分類されないため、運転免許なしで動かせます。ただし日本では道路走行が禁止されており、主にゴルフ場や広い敷地内で利用されています。

ゴルフとの相性・導入の背景

セグウェイは広いフェアウェイとの相性が良く、ゴルフカートでは行けない箇所にも自由にアクセスできます。芝生用の特殊タイヤを装着しているため、芝上や少しの坂道も問題なく走行できます。海外ではセグウェイをゴルフに活用するゴルフ場も昔から存在し、アメリカなどではフェアウェイ走行が当たり前のゴルフスタイルです。国内では2007年に栃木県の「25那須ゴルフガーデン」が初めてゴルフ場でセグウェイを採用しました。その後アジアグループのゴルフ場などでも導入が始まり、近年は徐々にセグウェイゴルフを体験できる場が増えてきています。

セグウェイゴルフのメリットとデメリット

従来カートとの比較

セグウェイゴルフと従来のゴルフカートを比べた場合、移動効率や利便性に大きな差があります。カートは専用の通路を走りますが、セグウェイはフェアウェイへ直接乗り入れ可能です。そのため、ボールまでの移動距離が短くなり、疲れにくくなります。以下の表では両者の特徴を比較しています。

比較項目 従来ゴルフカート セグウェイゴルフ
移動範囲 カート道のみ可 フェアウェイに乗り入れ可能
移動速度 低速で安定 二輪車モードで高速移動可
体力負担 普通(歩行が必要) 非常に少ない(電動で疲れにくい)
利用条件 特になし(ゴルフ経験者向け) 事前講習・誓約書が必須

セグウェイゴルフのメリット

セグウェイゴルフの主なメリットには以下のようなものがあります。

  • 自由な移動:フェアウェイに乗り入れて移動できるため、自分のボールのそばまでダイレクトに行ける。
  • 疲労軽減:歩行距離が減り、電動なので体力への負担が少ない。
  • プレー効率化:高速モードで素早く移動できるためプレー全体の時間が短縮されやすい。
  • 新鮮な体験:普段のゴルフとは違った爽快感があり、上級者・初心者を問わず楽しさを感じられる。

注意したいデメリット・制限

一方、セグウェイゴルフには以下のような注意点や制限もあります。

  • 事前講習:初めて乗る際はゴルフ場で講習が必須(講習料は数百円程度)。
  • 同意書・誓約書:セグウェイの危険を理解した上で、誓約書への署名が求められる。
  • 年齢・体重制限:一般的に16歳以上や体重100kg以下などの利用条件がある。
  • 天候制限:雨天では滑りやすく危険なため、多くのゴルフ場で利用を見合わせる。
  • 飲酒禁止:操作ミスを防ぐためセグウェイ利用中の飲酒は禁止されている。

セグウェイ対応ゴルフ場:導入例と人気コース

導入例と人気のゴルフ場

セグウェイゴルフを体験できるゴルフ場はまだ限られていますが、首都圏近郊や一部の観光地を中心に広がりつつあります。代表的な導入事例として以下のゴルフ場があります。

  • アジア取手カントリー倶楽部(茨城県):セグウェイを100台導入し、日本最多導入数を誇ります。フェアウェイ乗り入れが可能で、広大な林間コースを快適に回れます。
  • アジア下館カントリー倶楽部(茨城県):こちらも100台のセグウェイを導入。起伏のある林間コースですが、キャディバッグごとセグウェイに載せてラウンドできます。
  • 会津磐梯カントリークラブ(福島県):2023年5月にセグウェイゴルフを開始した東北地方のゴルフ場です。三輪バギーでもラウンドでき、多角的に楽しめます。
  • 東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県):東海地区のゴルフ場で、こちらもフェアウェイへの乗り入れが可能。男子プロ開幕戦の開催でも知られる本格的なコースです。
  • 千里浜カントリークラブ(石川県):日本海に面したシーサイドコースで、長距離でもセグウェイ移動なら苦になりません。セグウェイ利用には運転免許が必要ですが、一度体験すると爽快さに驚きます。
  • 佐用スターリゾートゴルフ倶楽部(兵庫県):関西地方で唯一、セグウェイゴルフが楽しめるゴルフ場です。林間コースながらセグウェイなら坂道もスムーズに走行できます。

先駆けとなったゴルフ場

日本で最初にセグウェイゴルフを導入したのは栃木県の「25那須ゴルフガーデン」です(2007年)。当時はフェアウェイ走行可能な世界的にも珍しいコースとして注目されました。しかし導入台数が4台と少なく、2018年にはセグウェイゴルフの提供を終了しました。これに続いて、先述の関東や東海のゴルフ場でも導入が増えています。2025年時点ではまだ導入コースは限定的ですが、今後の需要次第で新たなゴルフ場で採用される可能性も十分にあります。

セグウェイゴルフの利用方法や注意点

事前講習と必須条件

セグウェイは特殊な乗り物であるため、初めて利用する場合はゴルフ場でセグウェイ講習を受けることが義務付けられています(講習料は約500~1,000円程度)。併せて、利用時には怪我などのリスクを承知する誓約書への署名が求められます。これらは安全確保のため全員に共通する基本手続きです。

利用可能な年齢・制限事項

多くのゴルフ場ではセグウェイ利用に年齢制限(16~18歳以上)や体重制限(約100kg以下)などの条件があります。また、セグウェイに乗車した状態での飲酒は禁止されており、雨天時の運行は中止されることが多いです。無理なルート(階段や急斜面など)は走行できないため、その際は迂回して移動する必要があります。

料金や予約方法

セグウェイゴルフをプレーするには、通常のプレー料金に加えて追加料金がかかります。追加料金の相場はラウンド1回あたり2,000~4,000円程度で、ゴルフ場ごとに設定が異なります。予約はオンラインや電話で行い、「セグウェイ利用可」プランを選択します。初回利用者は講習料も別途必要ですので、事前に確認しておきましょう。

安全に楽しむためのポイント

操作に慣れていないうちは低速でゆっくり走行し、周囲に注意しながら利用しましょう。起伏のある地形では速度を抑え、ホール脇で待機する際はクラブや他のプレーヤーに当たらない位置へ移動する配慮が必要です。また、セグウェイはバッテリーで動くため、連続使用時間や充電設備の有無を事前に確認すると安心です。

まとめ

セグウェイゴルフは従来のゴルフとは一味違う爽快感と利便性を提供します。フェアウェイにそのまま乗り入れられるため、疲労感が減りプレーが快適になります。一方で、安全確保のための講習や制限事項を守る必要があります。セグウェイゴルフが体験できるゴルフ場はまだ多くありませんが、最新情報をチェックして一度挑戦してみれば、ゴルフの新しい楽しみ方を発見できるでしょう。

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