元ジョッキー目指した美少女候補として注目を集めた朝倉雪月さん。競馬学校を退学した後、意外な道を歩み出しています。現在では家業である老舗旅館で若女将を務めながら、テレビ番組への出演でも話題に。ここでは、2025年現在の朝倉さんの活動を詳しくご紹介します。
目次
朝倉雪月、現在は何をしている?最新活動と今後の展望
競馬好きの父親の影響でジョッキーを志し、2021年にJRA競馬学校へ入学した朝倉雪月さん。その後身長が伸びて退学となり一度は夢を諦めました。しかしその後も前向きに活動を続け、現在は家業の旅館で若女将として活躍しています。また、2024年末からはテレビの<SASUKE>や<KUNOICHI>などのアスリート番組にも出演し、注目を集めました。
高校時代の夢をひとまず閉じた現在は、実家の旅館で接客・運営に携わりながら、スポーツにも挑戦。2024年に放送された「SASUKE2024」に出場し、翌年1月の「KUNOICHI2025」でも力を発揮しています。年齢は2005年1月生まれで、2025年1月にはちょうど20歳になったばかり。若さを武器に、さまざまな分野で新たな活躍を見せています。
競馬学校退学から一転、異分野へ進出
朝倉さんは小さい頃から馬術を習い、馬が大好きな少女でした。父と競馬場に行った際、自分もジョッキーになりたいと夢見て2019年に第40期生として競馬学校に合格します。しかし在学中に身長が伸びすぎたため、体重を厳しく管理する騎手養成課程での継続が困難に。2022年8月に「退学したこと」を公表しました。
競馬学校の騎手課程では在学中、体重を44.0kg~46.5kg(範囲が変更になる場合あり)に維持する必要があります。朝倉さんは身長170cmを超える高身長であり、成長期によって体重が増加してしまい、規定を維持するのが難しくなったため退学に至りました。
若くして事実上のジョッキーの夢を断念する決断は苦渋のものだったはずですが、その後も彼女は前向きに次のステージを探し歩きます。自分の新たな可能性を模索する中で、大きな転機が訪れました。
女子高生ミスコン2022ファイナリストに選出

競馬学校退学後、朝倉さんはその抜群のスタイルと美貌を活かして「女子高生ミスコン2022」に出場しました。「JKミスコン」は全国の公募から高1~高3が参加できる人気コンテストで、地方大会の代表と全国大会のファイナリストが選ばれます。
「JKミスコン2022」とは?
女子高生ミスコンは日本各地の代表を競うビッグイベントで、応募総数は約2万人にも上ることもあります。2022年大会ではエリア予選を勝ち抜いた各地の代表や全国グランプリなどの候補が最終的に15名の全国ファイナリストに選ばれます。朝倉さんは神奈川県代表としてこの予選に参加し、見事ファイナリストに進出しました。
朝倉雪月さんの挑戦と結果
朝倉さんはコンテストに「ゆづ」という名前で応募。彼女の身長170cmを活かしたモデルのようなプロポーションと、元ジョッキー候補という異色の経歴が注目を集めました。予選を経て全国15名のファイナリストに残り、ニュースサイトでも「神奈川県代表ゆづさん」として紹介されました。最終結果では優勝は逃したものの、ファイナリストという好成績を収めました。
このミスコン出場によって朝倉さんの認知度はさらにアップし、新たなファン層を開拓。明るい笑顔と前向きな姿勢が評価されました。この経験は同世代やメディアから注目され、現在の活動にも大きな追い風となっています。
実家旅館「小坪海岸 凛花」の若女将として奮闘

2024年末の報道によれば、朝倉雪月さんは現在、神奈川県逗子市にある家業の旅館「小坪海岸 凛花(こつぼかいがん りんか)」で若女将として働いています。母親が元々女将を務めていましたが、事務作業に専念するため令和3年(2021年)頃から朝倉さんが旅館に立つようになりました。まだ19歳ながら、お客様への接客や館内の取りまとめなどを担当しています。
「小坪海岸 凛花」は逗子マリーナ近くにある高級旅館で、和モダンの内装と上質な料理で評判の宿です。実際に食事のおいしさが評価され、2020年にはミシュランガイドに掲載されています。朝倉さんは家族経営の宿で若女将の立場として、接客だけでなくSNSでの情報発信にも取り組んでいます。
旅館での若女将業は朝倉さんにとって新鮮な経験。受付や宴会予約の応対、会員向けイベント対応などをこなしています。競馬学校時代とはまったく異なる世界ですが、体力とコミュニケーション力が求められる点では共通しています。明るく社交的な性格は旅館業でも好評で、特に若い女性客からの支持を獲得しています。
また、旅館業の傍らで朝倉さんは体力維持にも余念がありません。SNSではトレーニング風景や日常カットも公開し、挑戦心旺盛な一面をアピール。こうした姿勢がSASUKEやKUNOICHI挑戦への申込みにもつながりました。
朝倉雪月が挑戦!SASUKE2024 & KUNOICHI2025
2024年12月にTBSで放送された『SASUKE2024』には、朝倉雪月さんも出場者として登場しました。一般オーディションのような選考を勝ち抜いて参戦が決まり、番組内で「ミシュラン掲載の美食宿の若女将」として紹介されました。しかし本番ではステージ1の「スクリュードライバー」でタイムアウトとなり、惜しくもクリアには届きませんでした。
SASUKE2024への出場と結果
『SASUKE』への出場は朝倉さんにとって運動競技の挑戦です。番組の紹介では「元JRA騎手候補生」という肩書きも付けられ、「抜群の身体能力」を期待されていました。実際、ステージ1のスタートでは丁寧なお辞儀から入り、まるで馬にまたがるような姿勢でスクリュードライバーのポールに飛びついたものの、制限時間までに登り切れず落下。テレビ放送ではカットされてしまったものの、U-NEXTのノーカット映像でその様子が確認されました。
KUNOICHI2025への挑戦と結果
SASUKEの翌月、2025年1月13日に放送された女性版『KUNOICHI2025』にも朝倉さんは出演。SASUKEで苦杯を舐めた「スクリュードライバー」ステージを早速克服し、1stステージのフィッシュボーンやさらに先のドラゴングライダーといった難所を続々とクリアしました。1stステージの突破も期待されましたが、惜しくも2ndステージの「2連そり立つ壁(2つ目)」で制限時間となりしまいました。
結果的に1stステージクリアはならなかったものの、朝倉さんは全速力で障害に挑み続け、力強い存在感を見せました。視聴者からは「若女将とは思えない運動神経」「何でも全力で取り組む姿がかっこいい」といった声が寄せられ、再び大きな注目を集めています。
まとめ

朝倉雪月さんはかつて競馬界の期待の星として注目されましたが、身長の伸びにより騎手への夢を断念。その後は全く別の道へ進み、現在は家業の旅館で若女将として奮闘しています。若女将という役割をこなしつつ、スポーツチャレンジにも前向きに取り組む多才ぶりが話題です。2024年末から始まったSASUKE・KUNOICHIへの挑戦は、彼女の新たな“挑戦者”としての一面を世間に示しました。
2025年現在、朝倉さんはまだ19~20歳の若さ。これからもさまざまな分野で活躍しそうな予感があります。バラエティや競技番組での活躍で新しいファンを増やしながら、若女将としても家業を盛り立て中。今後の動向にも引き続き注目です。